2013-09-22 カナブン 闘い疲れて 大切な緑のよろいに 穴があいてしまった この季節になると ほとんどの仲間たちが 消えてゆく 生をまっとうして 静かに逝く みんな色々な生を 生きてきたのだろう 真夏の太陽のもとで 外敵に立ち向かい れんげ草の花の上で 幸せだった瞬間もあった 時は流れても 止まってはくれない それが幸せなのか いまはわからない