いつものように冬が来て、いつものように冬ごもりを始める昆虫たちを見かけるようになりました。 １年はあっという間に過ぎていきます。陽の巡りが一日だとすると、季節の巡りは一年、昆虫たちの 命の巡りも１年と言えるでしょうか。人間たちはおおよそ百年…

それは、昆虫たちと向き合っていて感じることのひとつです。太陽の光も、星の光も、青い空も、群青 色の空も、冷たい風や雨も、温かな雪も、そのすべてが、誰にも平等にふりかかってくるんだなぁ、と。 もっと言えば、生きていくことも、歳をとっていくこと…

一般的に言って、昆虫たちは回りの風景に溶け込む色をしている。保護色である。緑の葉の中の緑の虫、 茶色の枝にからまる茶色の虫。敵から見えにくい色をして、自ら身を守っているわけだ。しかし、世の 中は面白いもので、赤い虫もいる。緑の葉の中で目立つ…

光線の具合いで、色を自由に変える。タマムシの翅と同じだ。光沢のある深い緑は、樹木を覆う葉から。 輝く金色は、甘い樹液から、深い黒は、樹木の持つ記憶からもらったのだろうか。【玉虫色】とは、見 方によって色々解釈できるあいまいな表現の例えだが、…

もう１２月ですね。 更新、滞りました。 コチラ元気です。ご心配かけスイマセン。 ちゃんと生きてます。ちゃんと撮ってます。 これからも見捨てずに、お付き合いください。 ということで、 影武者×２。葉の裏はけっこう温かいんですよ。

３人の親爺展、無事終了いたしました。 会場までお越し頂いたみなさま、ありがとうございました。 お越し頂けなかったみなさまのために、 数枚の写真をアップいたします。 そこは、東京表参道の裏道にある、小さな小さなギャラリーでした。 では、ご覧くださ…

では、私自身の広告です。 「三人の親爺展」 ◎日時／2011年11月5日〜6日：12時〜18時 ◎場所／ギャラリーIrie Yawd：渋谷区神宮前4-25-7-302 ぜひ、お出かけください。

私は、この野原で生まれ育ったショウリョウバッタです。 もうすぐ土に帰ります。悲しいかって？ そんなことありません。誰だって、いつかは土に帰るんですからね。 悲しいのは、この野原がなくなることなんです。 向こうに見えるでしょ、マンションが。今年…

運動会ってやつですか。 景気のいい音楽が聞こえてきますけどね、 私たち虫には、ただただ恐い音でしてね。 カモフラージュして、そっとしてます。 （もうすぐ親爺展です。みなさま、散歩がてらぜひお出かけください。）

「三人の親爺展」 ◎日時／2011年11月5日〜6日：12時〜18時 ◎場所／ギャラリーIrie Yawd：渋谷区神宮前4-25-7-302皆さま、お気軽におたちよりください。

台風が去って、涼しくなってきて そろそろ、女子を探しにいかなきゃ！ なんですが 最近の女子は厳しいからなぁ。 ま、ダンスでも練習して、アピール度をアップしとこ！

恥ずかしながら、私、とらじは、畏れ多くもかしこくも 「写真展』に参加することになってしまいました。 展示会のタイトルは「生あるものたち」。 どうするんだ、こんな真面目なタイトルで。恐いぞ！ と、思い「三人の親爺展」 というサブタイトルつけてもら…

下のつづきです。 客観的に見ると、こうなってます。 楽しそうにも苦しそうにも見えるのですが、 実際はどうなのでしょうか。

あれあれ、ぼく、 もしかしたら、いけないもの、見ちゃってるのかな。 3人でうんさかうんさか、して。ぼくにはちっとも気づいてないみたい。 なにしてんのかな。 なんだか、ぼく、ドキドキしてきたよ。

びっくりさせないでくださいよ、ったく！ 目玉のついた真っ黒に光る箱もって、あたしに迫ってくるなんて。 あたしゃ、ダンナさんの親指の爪くらいしかないんすよ。 ひと息吹かれたら、ひとたまりもないでござんすよ。 だめ、だめ、そんなに近づいちゃ。 ほら…

ハードロックで決めてみました。 「シェキナベイベー」と叫んでおります。

家族で遊んでるのか、 仲間で楽しんでいるのか、 はたまた、 １対２で子孫のことを考えているのか。 分かるようで分からない、虫たちの世界。 ま、イメージは、♪チャチャチャ♪ですね。

おかげさまで、「とらじの昆虫記」１周年を迎えました。 これからも、末永くよろしくお願いいたします。

働く、食べる、彷徨う、悩む、交尾する、死ぬ、生きる。 緑があれば、ぼくたちのすぐ近くに、 仲間がいれば、すぐ寄り集まり、 食べ物があれば、 水があれば、 光があれば、 地球があれば、

あま〜い蜜をチュウチュウしたら、 一気に、彼女と空高く。 食欲、性欲が満たされたら、次は睡眠欲。 きょうも、心と体のおもむくままに。

暑い日が続きますねぇ。 ちょっと更新が滞ってしまいました。 反省してます。 で、今日の一枚は、コレ！ 暑いから、朝の涼しいうちに、ひと仕事てな写真です。 火照った体に、朝露が気持いい！ と彼らは言ってます。

暑い日が続きます。 みなさま、いかがお過ごしですか。 とうとう交尾中に落下してしまった虫の写真撮りました。 曽根崎心中か 失楽園夏か。 でもその後、二人は何事もなかったかのように歩き出しました。

ほんとは好きじゃないっす。 滑りやすいし、羽は濡れるし、食べ物の匂いは消えちゃうし。 ン！？ この雨が植物や野菜を成長させる？ そうっすか。 ま、ぼくには何もできないし、何ができるか何ても考えないし、 早く、メスをさがさなきゃと思うだけっす。

虫虫じゃなくて、蒸し蒸しです。 無私の心で、写真撮ってます。 どっかで出会っても無視しないでください。 おやじギャグブログですいません。 久しぶりの交尾写真で興奮してしまいました。

キカイはこわれる。 ニンゲンはまちがえる。 ムシはなにも言わない。

下の２枚の写真です。 簡単でしたね。

シルエットクイズです！ 答は、明日の朝刊で。

写真はすべてドラマだと思うのですが、 この一枚は、かなりというか、ものすごくドラマティック。 羽を痛めた蝶、咲き誇るヒメジオン、 そして、なぜかそこに突っ込んでいく蜜蜂。 一編のお伽話が書けそうです（実際は書けませんが）。

没にしたけど、このまま葬り去るには惜しいよなぁ。 という写真を、まず6枚、ご紹介させてください。 １／冬の日にようやく見つけた昆虫。でも、地味すぎた。 ２／ナイス！と思ったけど、これは蜘蛛。昆虫じゃない。 ３／この子も、足を数えたら８本だった。…

どうも、ぼくたち虫は 天に向かって歩いていくクセがあるみたいなんですよ。 花や葉っぱの上を歩いていると、 いつの間にやらテッペンにいるんですね。 太陽の近くに行きたいからなのでしょうか、 そしてそこから飛び立とうとしてるんでしょうか。 自分でも…